今回は

GIGAZINEさんに載っていた

音楽データからボーカル・伴奏の音を抽出できる

spleeterを使ってみました。


解説動画はこちら




さて
導入方法ですが

まずはPython環境がないといけません。

Pythonをインストールしましょう。

Anacondaなどでインストールしておくと
良いと思います。

次に
spleeter本体ですね。



こちらからダウンロードしましょう。

gitコマンドの場合は
こちら
git clone https://github.com/Deezer/spleeter

そして依存関係のある
ソフトウェア群のインストールですが

mac向けです。
Windowsの方は個別に調べて下さいませ。
!brew install wget
!brew install ffmpeg

pip install ffprobe
pip install spleeter
macではffmpegが必要でした。
brewなどでインストールしましょう。

gitでダウンロードして来たら
notebookファイルもあると思います。
スクリーンショット 2019-11-10 16.03.00

spleeter.ipynb

を開いてみましょう。


ノートブック上ではサンプル楽曲も試せます。
from IPython.display import Audio
Audio('audio_example.mp3')

これを楽曲とカラオケに
分離していきます。

分離はコマンド実行で行います。

spleeter separate -i 楽曲ファイル名 -o 出力先ディレクトリ/
!spleeter separate -i audio_example.mp3 -o output/

先に出力先ディレクトリは作成しておきましょう。

うまくいけば
・ボーカル
・カラオケ
ファイルに分離されます。

出力先(output/audio_example)に
accompaniment.wav
vocals.wav
が出力されています。

できたものの確認は
Audio('output/audio_example/vocals.wav')
Audio('output/audio_example/accompaniment.wav')

これを聞く限りだと
ボーカルはかなりの精度でうまく抽出できています。

カラオケは少しシャリシャリしている部分があるものの
カラオケ用なら普通に使えそうなレベルですね。

なかなか面白いプログラムだと思います。

機械学習を用いて
ボーカルやドラムなどの音色を判別して
抜き出ししていると見受けられます。

こう言う使い方は
実に面白いですね!!!

自分は音楽制作もやっていたりするので
ボーカル抜き出しは
色々遊べそうなので
今後も使っていきたいと思います。

今回はここまでです
それでは。