米失業保険申請者数のデータがあったので
可視化してみました。
解説動画はこちら
データはここにあります。
これをcsvファイルにしておきます。
列は「N.S.A(日付)」「S.F.(申請数)」の2列分を用意します。
pandas を使ってデータを読み込みします。
日付のデータに直します。
次に可視化ツールのplotlyの方ですが
普通はインストールされていないと思うので
インストールしていない方はpip install plotly
などでインストールしてください。
以下のコードがこのデータを可視化するコードです。
日付を横軸(x) , 申請者数を縦軸(y)にあてて
線グラフを作ります。
可視化の結果は・・・

右上にplotlyのツール類が表示され、ズームインアウトや
選択など色々選んで操作できます。
一般的なpandas、matplotlibの可視化では
動かすことができないので
可視化された図表を動かして見ることのできる
plotlyはかなりの優れものです。
データの方を見てみると
1982年とリーマンショックのあった2009年に
かなり多くの申請があったことが見えました。
しかし2020年3月になると
ドーンと跳ね上がって・・・

爆増しているのが見えます。
レポートの数値から見ると
失業申請者数は600万人を超えているみたいですね。
リーマンの時でさえ100万人に満たなかった訳で
今回の影響がどれだけヤバイのかがすぐにわかります。
このデータは3/28のデータ
今日は4/5なのでそこから1週間経ってるいるため
さらに倍増している可能性もあります。
一説によると
アメリカの労働人口の2割ほどが影響を受けているそうで
もし、日本でも同様の事態となると
数十万人 - 100万人単位で
影響を受ける方が増えると予想されます。
特にレストランやバー、映画館、ホテル、スポーツジム
などは営業停止しており
特定の製造業も工場の稼働停止をしています。
リーマンの時は稼働停止までは至っていなかったと思うので
10年前の大不況に比べると
はるかに大きな不況が目の前に来ています。
前回の余波は、自分も食らったので2年くらい
まともな仕事が無かったです。
今回、それを超えるようなことに
ならないことを願うばかりです。
エンジニアの対策としては
現状新規案件が白紙、撤回されたり
内定も取り消されるケースが増えているようです。
フリーランスになったり、転職活動は
かなり厳しくなると予想されるので
今雇用があるなら、そこでじっと騒動が収まるまで
耐えるしかないかなと思います。
頑張って乗り切れば
明るい未来が待っていると思いたい。
それでは。
可視化してみました。
解説動画はこちら
データはここにあります。
データソース:2020年03/28までの統計データ
米国労働省:
https://www.dol.gov/ui/data.pdf
アメリカ合衆国 労働省雇用管理局
https://oui.doleta.gov/unemploy/wkclaims/report.asp
これをcsvファイルにしておきます。
列は「N.S.A(日付)」「S.F.(申請数)」の2列分を用意します。
pandas を使ってデータを読み込みします。
import pandas as pd df = pd.read_table("米失業申請者数データ20200328.csv") df['day'] = pd.to_datetime(df['N.S.A'], format='%m/%d/%Y')「N.S.A」列が日付の部分の文字列「m/d/y」形式になっているので
日付のデータに直します。
次に可視化ツールのplotlyの方ですが
普通はインストールされていないと思うので
インストールしていない方はpip install plotly
などでインストールしてください。
以下のコードがこのデータを可視化するコードです。
import plotly plotly.offline.init_notebook_mode(connected=False) data = [ plotly.graph_objs.Scatter(x=df["day"], y=df["S.F."], name="Claims") ] layout = plotly.graph_objs.Layout( width=1000, height=600, title="title", xaxis={"title":"Years"}, yaxis={"title":"Claims"}, ) fig = plotly.graph_objs.Figure(data=data, layout=layout) plotly.offline.iplot(fig, show_link=False)
日付を横軸(x) , 申請者数を縦軸(y)にあてて
線グラフを作ります。
可視化の結果は・・・

右上にplotlyのツール類が表示され、ズームインアウトや
選択など色々選んで操作できます。
一般的なpandas、matplotlibの可視化では
動かすことができないので
可視化された図表を動かして見ることのできる
plotlyはかなりの優れものです。
データの方を見てみると
1982年とリーマンショックのあった2009年に
かなり多くの申請があったことが見えました。
しかし2020年3月になると
ドーンと跳ね上がって・・・

爆増しているのが見えます。
レポートの数値から見ると
失業申請者数は600万人を超えているみたいですね。
リーマンの時でさえ100万人に満たなかった訳で
今回の影響がどれだけヤバイのかがすぐにわかります。
このデータは3/28のデータ
今日は4/5なのでそこから1週間経ってるいるため
さらに倍増している可能性もあります。
一説によると
アメリカの労働人口の2割ほどが影響を受けているそうで
もし、日本でも同様の事態となると
数十万人 - 100万人単位で
影響を受ける方が増えると予想されます。
特にレストランやバー、映画館、ホテル、スポーツジム
などは営業停止しており
特定の製造業も工場の稼働停止をしています。
リーマンの時は稼働停止までは至っていなかったと思うので
10年前の大不況に比べると
はるかに大きな不況が目の前に来ています。
前回の余波は、自分も食らったので2年くらい
まともな仕事が無かったです。
今回、それを超えるようなことに
ならないことを願うばかりです。
エンジニアの対策としては
現状新規案件が白紙、撤回されたり
内定も取り消されるケースが増えているようです。
フリーランスになったり、転職活動は
かなり厳しくなると予想されるので
今雇用があるなら、そこでじっと騒動が収まるまで
耐えるしかないかなと思います。
頑張って乗り切れば
明るい未来が待っていると思いたい。
それでは。