2021年俺的IT関連10大ニュース 2021年12月25日 カテゴリ:ニュース 今回は2021年に起きたIT関連の10大ニュースです。解説動画はこちら私的に今年起きたIT関連の事件事故的なランキングをつけてみました。10位は9位は8位は7位は6位は5位は4位は3位は2位は1位はこんな感じになっております。細かい説明はぜひ動画を見てみてくださいね。それでは。 タグ :ニュースIT関連事件事故
Omiaiお終い?!婚活アプリの会員情報流出事件 2021年05月23日 カテゴリ:ニュース 今回はOmiaiの会員情報流出事件についてです解説動画はこちら会員情報流出事件さてマッチングアプリ「Omiai」は会員数が延べ600万人と国内有数のマッチングアプリです。そんな恋活・婚活マッチングアプリ「Omiai」を管理するサーバーに対し外部からの不正アクセスを受け会員情報の一部が流出した可能性が高い事が判明したそうです。今のところ、不正利用などの被害は確認されていないそうですが・・・流出対象の会員情報対象:2018年1月31日~2021年4月20日の期間(3年分ちょい)171万1千756件分の年齢確認書類の画像データ年齢確認審査書類の主な種別:運転免許証、健康保険証、パスポートマイナンバーカード(表面)等そのうち、全体の過半数となる約6割を運転免許証画像データが占めるマイナンバーは取っていなかったんだけど会員さんがマイナンバーを含む画像を誤って送って来てしまったのでそれが流出しちゃった(ゴメンね)結構エグいですよねーーーー免許証のデータが流出しちゃうとか管理方法はどうなっているんだって思いますよね。事件の経緯2021年4月28日15時頃:「Omiai」サービスの会員情報を管理するサーバーにおいて意図されていない挙動が観測画像データに対する不正アクセスの痕跡を発見特定可能な不正アクセス者のIPを速やかに遮断ネットワーク制限を強化するなどの対処を行う外部専門会社の協力の下フォレンジック調査および更なる監視体制の強化を図りシステム全般面の第三者検証も同時に開始サービス内で利用されている他の情報についてもアクセス制限を強化流出の原因は?恐らくですが・アクセスポイントやID、PASSが流出していた・第三者がアクセスできる状態にあったことこういうことなんだろうと思いますね。一応運営側の言い分がありました。「これは言い訳になってしまうかもしれませんがこの不正アクセスの痕跡を確認したのがゴールデンウィークの直前でさらには当社では新型コロナウイルス感染症の影響でリモートワークを進めていたことなどもあり結果的に発表までに時間を要してしまいました」対策やはり個人情報を扱う場合は外部との接触ポイントを極力抑える個人情報取り扱い業者のリモートワークはそもそも危険なのではないかということ定期的にID,PASSの管理、チェックを行う最低限の努力はしないといけないですね。そもそもなんで本人確認が必要なのかインターネット異性紹介事業を利用して児童を誘引する行為の規制等に関する法律通称「出会い系サイト規制法」異性と出会うことを目的としたマッチングアプリなどのサービスの運営を開始する際には、インターネット異性紹介事業の届出を行うことを法律で義務付けられているからですそしてマッチングアプリの運営は「インターネット異性紹介事業」にあたりインターネット異性紹介事業者には18歳未満の児童の利用を確実に阻止するための厳格な年齢確認の義務が課されています運転免許証や国民健康保険被保険者証など生年月日と年齢が記載された公的な本人確認書類を受け取る、かクレジットカードなど一般的に18歳未満の児童が利用できない方法でのみ支払いを可能にするという対策をしないといけないようです。マッチングアプリを開発・運営するならインターネット異性紹介事業者の登録を行わないといけない公的な本人確認書類をユーザーから受け取って確認しないといけない売春防止法違反の幇助の疑いでも逮捕されるセキュリティー面や法律面の問題を全てクリアしながら開発しないといけないのでかなりハードルが高い!!!!!!(非出会い系アプリでも判断されるとアウト)いやーー婚活したいのでマッチングアプリでも使ってみるかーとか思っていたらこの事件ですよーーくーーー二の足を踏んでしまいますねえ 安心安全を求めるなら自分たちで作るしかないのかマッチングアプリ!!!今回はこれまでですそれでは タグ :会員情報流出Omiaiマッチングアプリ
[開発]メルカリの個人情報流出事件[セキュリティー] 2021年05月22日 カテゴリ:ニュース 今回はメルカリの個人情報流出事件についてです解説動画はこちらさて結構大きめの個人情報流出事件が起きました。何が起きたのでしょうか??メルカリの個人情報流出事件メルカリが利用していた外部のコードカバレッジツール「Codecov」に対する第三者からの不正アクセスにより顧客情報など約2万7000件が外部流出したと発表した。一次調査は2021年5月21日までに完了し現時点で顧客への被害は確認されていない。流出した個人情報同社フリーマーケットアプリ「メルカリ」において2013年8月5日から2014年1月20日までに実行された売上金の振り込みに関連する顧客情報1万7085件。金融機関の情報や口座番号名義、振込金額などが含まれる。さらに「メルペイ」に加盟する個人事業主名7925件や取引先における氏名、生年月日、所属、メールアドレスなど41件関連会社従業員の氏名、メールアドレス従業員ID、電話番号、生年月日など2615件なども対象となる。事件の経緯2021年4月15日:Codecov LLCが第三者による不正アクセスについて公表2021年4月16日:当社CI環境にある認証情報の初期化に着手2021年4月23日:GitHub社より「GitHub」上に格納されていたソースコードの一部も影響を受けている可能性がある旨の通知を受領追加のログ調査実施一部に不正アクセスされていたことが判明2021年4月27日:不正アクセスされたソースコード上に一部顧客情報があったことが判明流出の原因は?コードカバレッジの可視化プラットフォーム「Codecov」が攻撃を受けた事が起因のようですコードカバレッジとはソフトウェアテストで用いられる尺度の1つでカバレッジはプログラムのソースコードがテストされた割合(網羅率)「Codecov」はカバレッジの測定ツールになりますテストの自動化とかは良くやっていてレポート出してくれたりするのは自分は使ったことは有りませんがやはり開発系のツールも進化していて大型の開発には必須になって来ていますね。プロジェクト内のカバレッジレポートを「Codecov」に送信するためのスクリプトが何者かによって改ざんされ資格情報やトークン、コードなどが盗まれたということなんだそうです。我々も他人事ではない「Codecov」を利用していたら情報が搾取されている可能性があるわけです利用を停止して、外部への情報漏れのチェックをしなくてはならなくなりますまた外部に公開されているツールを利用している場合に外部ツールが攻撃されて改竄されるとツールの利用者にも被害が及ぶため外部ツールの利用にも気を払う必要が出てくるわけです。対策やはり個人情報を扱う場合は外部との接触ポイントを極力抑えるしかないですね。また利用しているツールやソフトウェアの安全性にも気を払う必要が出て来ますね。定期的に脆弱性のチェックを行いソースコードに個人情報や認証情報は載せないっていう基本を守ることで最低限のリスクは排除できます。にしてもメルカリさんで起きたのは非常に残念です・・・どんなに大きな会社であってもそんなに優れた人たちがいる会社であっても起きる時は起きるこれを教訓にしてより一層セキュリティー面の強化を考えていく必要があるかなと思いますね今回はこれまでですそれでは。 タグ :メルカリ個人情報流出開発ニュース
AIによる音声合成サービスCoefontStudioのご紹介 2021年05月02日 カテゴリ:ニュース 今回は最近出来たAIによる音声合成サービスであるCoefontStudioのご紹介です解説動画はこちらさてこちらは最近出来た音声合成のサービスのようですcoefont.studio何も登録しなくても30文字までなら音声を確認する事ができますせっかくなんでもっと試したいですよねGoogleアカウントを持っていればそのままログインできますんでYouTubeなんかみてる人はGアカウントでログインしましょうログインするとこんな感じです音声合成できるキャラクターは「アリアル」と「ミリアル」の2種類で「ミリアル」の方はプロトタイプの明記がありました。テキストは1ブロック200文字まで入力できそれ以上はブロックを分けるみたいです。ブロックごとに読み上げの設定が行えます声のスピードや声の高さ読みやアクセントの修正が行えるようですまた、音声データのダウンロードも行えます。かなり自然に読み上げている部分もあり最近の音声合成サービスの質の高さにはおどろかされるばかりです。このサービス自体は無料で利用できますが合成した音声を利用する場合はコピーライトを付けてください。自分の声でフォントを作れるみたいな明記もあったのでそっちは有料かもしれませんねなかなか面白くて使えるサービスですので音声読み上げの際は利用したいですね今回はこれまでですそれでは。 タグ :音声合成AIcoefont
DMMがテックキャンプさんを殺しに来ている件 2021年03月27日 カテゴリ:プログラミングニュース DMMさんがやっているプログラミングスクールが某スクールのサービス内容とすんごいカブるので調べてみました。解説動画はこちらDMMさんのプログラミングスクールその名もDMM WEBCAMPまるで某テックキャンプさんみたいな名前ですねーーテックキャンプさんのHPはこちらですねテックキャンプサービス内容を比べてみると双方のHPから分かる事だけですが殆どのサービス内容がカブる様に見えました。どちらもオンラインでの学習が出来て教室に通うことも出来る様です。教室の数はテックキャンプさんの方が多いかと思いますがこのご時世、教室に通えるかは分かりませんね。コース内容や料金面もかなり近いですね。専門コースのカリキュラムが同等で有れば若干テックキャンプさんの方が安い可能性も有りますが一番大きい点はDMMさんの方は専門実践教育訓練給付金制度これが受けられる点です。これは最大で56万円の支給なのでもし適用となると35万円ほどでDMMのスクールに通える!!だいぶ金額に差が出てきます。双方のHP見てもカリキュラムの詳細は分かりづらいです。有るか無いかの判断くらいでどこまで習えるのかは直接聞いてみないとダメですね。ということで、もしDMMさんとテックキャンプさんでカリキュラムやサービスが同等なら給付金制度を受けられるDMMさんの方が圧倒的に有利です。もちろん給付金は100%受けられる保証は無く条件を満たした人だけですが、それでもかなりのアドバンテージですよね。さてテックキャンプさんは今後どうなっていくのでしょうか?!最近のプログラミングスクール動向から目が離せなくなって参りましたね!!また何かあればお伝えしたいと思いますそれでは。 タグ :プログラミングスクールDMMテックキャンプ