今回はHTML上でPythonのコードが動かせるという
PyScriptを試してみました。

解説動画はこちら



つい最近発表されたばかりなのですが
早速試してみました。

やり方は非常に簡単で
head部でJSとCSSを読み込みするだけです。

<link rel="stylesheet" href="https://pyscript.net/alpha/pyscript.css" />
<script defer src="https://pyscript.net/alpha/pyscript.js"></script>


実際にコードを動かす部分は
body部にpy-scriptタグの中に実装します。

<py-script> print('Hello, World!') </py-script>


これでタグの中のコード部分が実行されて
HTMLに反映される仕組みです。

スクリーンショット 2022-05-14 16.02.21
デモサイトがあるので
そちらを見るのが速いですね。
https://pyscript.net/examples/

こんな感じのデモを動かせます。

スクリーンショット 2022-05-14 16.03.45
スクリーンショット 2022-05-14 16.03.57


このPyScriptを使う際の
メリット、デメリットをみてみましょう。


メリットとしては
JavaScript書かなくても動くものが出来る
HTMLをそのまま渡せば、Pythonが無くても動く
HTMLやJSと連携するコードを書ける


デメリットとしては
開いてライブラリ群をロードするまでの時間が少々かかる
データ分析には不向き(Jupyter Notebookの方が速い)
HTMLやJS,CSSの知識が少し必要


1ファイルで完結するものを渡せるのが
大きいかもしれませんね。

UIを書くのが大変で困っている方なども
良いかもしれません。

試す分には非常に簡単で
面白いライブラリだと思います。

今回はPyScriptのご紹介でした。


それでは。